無添加ドッグフードの増加とその意義

ドッグフードの品質と愛犬の健康

愛犬にも良い食べ物を

お金さえ出せば、さまざまなものを好きなだけ食べることができる現代の日本。

日本にいながらにして世界各国の料理を食べることもできますし、春夏秋冬にこだわらず一年中いつでもほとんどの食材を手に入れることができます。だからこそ、食にこだわりを持ち、厳選した食べ物・食材にこだわって口にするようになっているという人も増加しています。

この傾向は人間だけでなく、ペットに対しても同様です。もちろんペットの犬や猫が、自分でドッグフードやキャットフードを選ぶわけではありませんが、飼い主が愛するペットのために選ぶ食べ物は、できるだけ良いものを…と考えるのは当然のことといえるでしょう。そこで近年急激に注目を集めているのが、無添加ドッグフードという存在です。人間が食べる食材も、余計な添加物などを加えていない無添加食材が良いとされていますが、ドッグフードもまたしかりというわけです。

しかも、犬や猫の場合は、人間と違って毎日の食事が常に同じドッグフードやキャットフードになる、ということがほとんどではないでしょうか?となると、ペットにはより一層安心・安全な無添加フードを与えてあげたいですよね。

粗悪なドッグフード

これほどまでに無添加ドッグフードが注目されているのにはわけがあります。というのも従来のドッグフードがあまりにも劣悪なものであると認識され始めたからといえるでしょう。

実はドッグフードというのは法律上は「飼料」に該当します。人間の食べる加工食品は、使用される原材料や衛生管理などは厳しく管理されていますが「飼料」という区分に該当するドッグフードの場合は管理体制が甘く、安価で粗悪な原材料を使用し、それらを誤魔化すために添加物を大量にしようしたり、鮮度管理なども不十分である…というのが普通でした。

もちろん、それで特に悪影響がなければいいのではないか?という人もいるでしょう。しかし、添加物がたっぷり加えられた粗悪なドッグフードを食べているペットに、本来動物がかからないようなアレルギーが増えているということも知っておかなければなりません。